前回からの店舗新築工事の続き。
いよいよ本格的な内装工事に取り掛かっていきます。
実はまだこの時点では通路にタイル仕上げがなされておらず
店内床とフラットな状態です。
建物の大掛かりな工事と同時進行で進めていたので
まだ通路はモルタル仕上げのまま。
この後この通路にタイルが貼られていくので
店内の床レベルもそれにあわせていくことに
通路に施工予定のタイルの厚み分、店内床も嵩上げしていきます。
お客さまが商品を眺めながら入店する際は
フラットのほうが足元も突っかからなくて済みます。
床の嵩上げをしている状態。
ここにコンパネを敷いて床を仕上げていきます。
床を張り終えたところ。
もうすっかり店舗らしくなってきました。
こちらの画像をみれば床が上がっているのがよくわかります。
これが後々通路に合うレベルとなっています。
クロス施工の準備もできました。
石膏ボードのパテが見えると思うのですが
クロスを貼る前にやる工程でとても重要です。
ボードを貼っていくときボードの角の段差ができないように
大工さんは面取りをするのですが
その面取りの隙間を埋めてフラットな状態をつくります。
案外知られていないかも知れないのですが
クロスってかなり下地を拾うんです。
(リフォーム産業新聞より)
明るいところやでは分かりにくいのですが
店舗などで間接照明を使う場合や広い面、単色の場合など
場所によってはかなり目立ち明らかにポコっと出ている箇所が。
クロスを剥がす際も裏打ち(裏紙)まで剥がれてしまうクロスや
きちんと剥がれないクロスなど様々な状況があり
今回のように新築店舗ならボードの隙間のパテ処理で綺麗に仕上がりますが、
リフォームでクロス貼り替えの場合はこの下地処理を丁寧にしないと
凹凸の目立つ壁になってしまいます。
ということでクロスが貼り終わりました。
採用されたのはOSBボード風のクロス。
サンゲツFE74197 https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/FE74197/
倉庫のようなシブめの仕上がりでお店の雰囲気にピッタリです。
この続きはまた次回お届けします!
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