オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2024年12月26日

和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場は?補助金も解説

 

飲食店や商業施設などあらゆるところにあるトイレ設備。しかし、飲食店などでは様々な人が利用する和式トイレは立ち上がる際に力がいるため使いづらいという理由で、店舗内改装などに伴って洋式トイレへ変更するケースが多くなっています。

では、実際に和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用相場はどのくらいなのでしょうか。この記事では、トイレの様式を変える際にかかる費用だけでなく、リフォームの際に役立つ補助金についても解説します。飲食店などの店舗改装に伴い、トイレを和式から洋式にしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする費用相場

 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用相場は、トイレ本体の交換費用と工事費込みで約30万円から40万円程度です。ただし、費用はトイレ本体の値段や工事内容によって変わってきます。

例えば、トイレの撤去作業に加え、床材の交換や壁紙の交換をする際は別途費用が発生します。また、タンクに手洗いがないタイプやタンクレストイレを設置する場合、トイレとは別に手洗いを設置する必要があるでしょう。

 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする際に役立つ補助金制度3選

 

 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用相場は約30万円から40万円程度と決して安い金額ではありません。しかし、一定の条件を満たせば国や自治体の補助金制度が受けられる可能性もあります。

 

①介護保険制度に基づく補助金制度

 

高齢者や体の不自由な方のためにトイレリフォームをする際は、介護保険を適用した住宅改修費用の支援が利用可能です。介護保険の補助金を受け取るためには以下3つの条件があります。

 

●要支援1から2、または要介護1から5のいずれかにおいて認定されていること介護保険
●保険者証に記されている自宅に居住していること
●利用者が施設や病院に入っていないこと

 

これらの条件を満たせば、費用の7割から9割が介護保険適用となります。原則として、被保険者1人につき20万円までの費用が対象で、そのうち少なくとも1割は自己負担となるため、最大で18万円の補助金を受け取ることが可能です。

 

②バリアフリー化や節水トイレの助成金制度

 

さらに、各自治体もバリアフリー化や省エネ化への補助を目的として様々な助成金制度を実施しています。店舗をバリアフリー化するために和式トイレから洋式トイレに交換する場合や、くみ取り式から水洗トイレへの改修する場合も制度の対象になります。

 

しかし、自治体によっては対応していない場合や、対象者の条件、補助額などには違いがあるため、自分が住んでいる地域の制度を調べておきましょう。

 

③リフォーム減税制度

 

また、住宅に対し一定のリフォームを行った場合、所得税の税額控除や固定資産税の減額措置といった減税措置を受けられる可能性があります。

 

バリアフリーを目的として和式トイレから洋式トイレにリフォームをする場合は、以下4つの条件を満たすことで所得税の減税を受けられるかもしれません。

 

●バリアフリーリフォームを行う人が当該家屋の所有者かつ居住者であること
●当該家屋の床面積が登記簿表示で50㎡以上であること
●行うバリアフリーリフォームが減税対象となっている工事であること
●バリアフリー改修の工事費用相当額が50万円を超えていること

 

これらの条件を満たしている場合、税務署に確定申告をすることで所得税の減税を受けられる可能性があります。

 

和式トイレから洋式トイレにリフォームする流れ

ここまで、和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用や、補助金制度についてお伝えしました。ここからは、実際に和式トイレから洋式トイレにリフォームする時の流れを紹介します。

①解体

解体はハツリ、モルタル補修工事でレベルを合わせます。段差がなくなることで天井高が高く感じるので、和便器の時より広く感じられるのです。天井高はかなり重要なポイントで、マンションの場合だと天井をなるべく下ろしてこないデザインにし、約20センチほどのフトコロさえ確保できればダウンライトが仕込めるだけでなく、天井も高く広く感じられます。

なお、別途火災報知器などの設置が必要となるため、必要有効寸法については工事担当者やプランナーに確認してください。

 

②モルタル補修

和式トイレ解体後は、モルタル補修をして段差があった床の高さを揃えます。これで洋便器を設置する準備が整いました。便器の設置前にクロスとクッションフロアの施工をします。

ちなみにご家庭でDIYなどでクッションフロアを変えたい場合は便器の脱着をせずに便器の型に沿って切り抜き張替える方がほとんどですが、このように便器を入れ替えるときなどは1枚でキレイに簡単に張れてしまうのがいいですよね。例えばクッションフロアだけを変えたい時にトイレや洗面台の脱着をご依頼される場合にもご対応できますのでお気軽にご相談ください。

 

③クロス&クッションフロア

リフォームの中でもクロス選びはお楽しみのひとつ。今回は店舗トイレということもあり鮮やかなお色のクロスをチョイス。施主様こだわりのゾウさんクロスとブルーグリーンのクロスがピッタリです。飲食店らしく清潔感があり明るい空間に生まれ変わりました。クッションフロアも最近はリアルな質感で作られていて、例えば施工写真で使われている木目調の模様は多少の凹凸もあり高級感があります。お掃除もしやすくオススメです。

 

④施工後

あとは便座の取付をすれば完成です。あの暗くて寒々した和式トイレから明るいトイレへと大変身しました。施主様にもご満足いただき、漏水を起こしても仕方ないような酷く劣化した給水管もやりかえる事で安心です。店舗は什器などもたくさんあるので万が一のことを考え早めの対策をオススメします。

 

まとめ

今回は、飲食店などの店舗改装に伴い、和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用相場と、リフォームの際に役立つ補助金制度について解説しました。和式トイレから洋式トイレにリフォームする際にかかる費用は平均30万円から40万円程度ですが、トイレのグレードや工事内容によってはもう少し高額になる場合があります。

トイレをリフォームする際は介護保険やバリアフリー化促進のための助成金が受け取れる可能性があるため、各自治体に問い合わせるなどして確認してみてください。ご自身の店舗内にあるトイレを和式トイレから洋式トイレへ変えたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

 

工事事例TOPはコチラから↓↓↓
https://www.toraburan.net/blog

トラブランはライフスタイルに適したリフォームプランをご提案させていただきます。
神戸・芦屋・西宮エリアのリフォームならトラブランまでお気軽にご相談ください!
トラブランでは24時間,365日対応させて頂きます

お問い合わせ

メールはコチラから↓↓↓
https://www.toraburan.net/contact